鼻吸い器おすすめ8選【赤ちゃん・幼児・大人】。電動と手動のメリットデメリットは?


小さい子が風邪をひいて鼻水でつらそうなところを見るのはつらいですよね。

鼻水をほっておくと、鼻水の中のバイキンが耳に入って中耳炎になってしまいます。ひどいときは、鼓膜が破れてしまうことも。。。

だから、自分で上手に鼻をかめない乳幼児には、ママやパパが鼻をとってあげたいですね。

そんなときに役立つのが鼻吸い器。お鼻から鼻水を吸い出すための道具です。

鼻吸い器は、色々な種類が販売されています。

Check鼻吸い器・鼻みず取り器ランキング [楽天]

鼻吸い器には手動タイプと電動タイプがあり、どちらがいいか結構悩みますよね。

この記事では、電動と手動のメリットデメリットや鼻吸い器のおすすめとかをご紹介したいと思います。

鼻吸い器は必要?


赤ちゃんは、生後6か月ぐらいまではお母さんからもらう免疫のおかげで風邪はあまりひきません。

でも、生後6か月以降は徐々に風邪にかかりやすくなります。

どろどろとした鼻水が出てくると、赤ちゃんは鼻水が詰まりやすいので、こまめに鼻水をとってあげる必要があります。

もし鼻詰まりをほっておくと、鼻と耳はつながっているので、鼻水に含まれる細菌が耳に移って中耳炎になってしまい、最悪、鼓膜が破れちゃうこともあるようです。。。

だから、鼻に詰まってつらそうな鼻水が出ている場合、鼻吸い器で鼻水をとってあげる必要があります。


でも、鼻吸い器でも上手に鼻水をとってあげられない場合や、緑色や黄色の色をしたどろどろの鼻水が出ている場合は、ウィルス感染の危険もあるので、小児科に相談してください

鼻吸い器の種類とメリット・デメリット


鼻吸い器には、手動タイプと電動タイプがあります。

それぞれの一般的なメリット・デメリットを表にすると以下のようになります。

それぞれ、もっと詳しくみていきますね。

手動タイプのメリット・デメリット


手動タイプには、スポイト式とストロー式があります。

スポイト式は、管の先を赤ちゃんの鼻に挿入し、スポイトをシュコシュコ押すことで鼻水を吸い出します。
ストロー式は、赤ちゃんの鼻にストローを挿入し、大人が口で鼻水を吸い出します。

いずれにしても、手動式のメリットは安価(千円以下程度)で軽量ということです。
柔らかいノズルを使えば、赤ちゃんが嫌がることも少ないです。

吸引力は電動にはかないませんが、軽く鼻が出る程度であれば、手動式でよいかと思います

電動タイプのメリット・デメリット


電動タイプには、据え置き用と携帯用があります。

据え置き用の特徴

据え置き用は吸引力が強いです。重いというほどでもありませんが、カバンに入れられるほどでもないので、ご自宅で使うのが中心です。

ただし、吸引音が大きいことがあり、赤ちゃんが音を怖がることがあるのが難点です。

また、洗う部品がいくつかあるので、洗う手間がかかることもあります。


携帯用の特徴

携帯用は軽く持ち運びが容易なので、いつでもどこでも使えるというメリットがあります。

一方で、据え置き型に比べて吸引力が劣ります

据え置き用と携帯用は、どこで使いたいかという点につきます。
個人的には、一番鼻吸い器の必要性が高いのは赤ちゃんが本格的に風邪をひいたときで外出できないときですから、据え置き型はぜひともご自宅に用意しておくほうがいいなと思います

鼻吸い器の選び方


どの鼻吸い器がいいか、ご自分と赤ちゃんの状況を考えて、選んでみてくださいね。

新生児用、赤ちゃん用と幼児用の選び方


個人的には、赤ちゃんが生まれたら、お母さんの免疫が切れる6か月程度をめどに、据え置き型を一台買っておくのがいいと思います。

やっぱり据え置き型は吸引力が高いのが魅力的です。

乳児は、電動の鼻吸い器の電動音を嫌がることが多いのですが、2歳ぐらいになると音にも驚かなくなりますから、据え置き型はいずれ使えるようになります。

もちろん、乳児でも音に驚かなければ、乳児から据え置き方を使えますし、音を嫌がる赤ちゃんであれば、安価な手動式を買っておくといいと思います。

携帯用は、外出の頻度をみて、必要に応じてお求めになるといいかと思います

手動式のおすすめ


まずは、手動式の鼻吸い器のおすすめをご紹介します。前述の通り、手動式はスポイト式とストロー式があります。

スポイト式のおすすめ

1.ピジョン ドクター 鼻吸い器

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ピジョン ドクター鼻吸い器(1コ入)
価格:511円(税込、送料別) (2019/10/19時点)


ピジョンのドクター鼻吸い器は、ママの手にすっぽり入る丸みを帯びた握りやすい形が特徴です。
だから、片手で簡単に鼻水を吸い出すことができます。

ノズルはシリコンゴムを使っているので、赤ちゃんを傷つけません。

ゴムポンプ以外の部品は煮沸消毒・電子レンジ消毒・薬液での消毒が可能です。

難点は、逆流防止弁がないこと。上手に吸い出さないと、鼻が逆流することも。
だから、鼻がちょっと出る程度の時に使うのが良いと思います。

使い方:使い方は簡単。本体の空気を押し出して、吸わない方の鼻を押さえます。
そして、吸う方の鼻の穴へノズルを入れ、軽く押さえます。
準備ができたら、本体から力を抜きます。これで鼻水が吸い取れます。


口コミ:

・チビちゃんの鼻水を見事に吸ってくれました。分解してレンジ消毒もできるのでイイですね。

・以前使っていた他のスポイトタイプは洗うのが難しかったのですが、こちらは全部分解できて洗いやすいです。

2.チュチュベビー 鼻水キュートル


2Way、つまりスポイト式とストロー式の2つの使い方ができる鼻吸い器です。

鼻水キュートルの特徴は、逆流防止弁がついていること。
吸った鼻水が元に戻っちゃうってことがないから、一度にすき入れなくても、連続して吸引することができます。

口コミ:

・すっごく取れます。子供はいやがりますが、でも終わった後はスッキリした表情をしてくれます。

・スポイトのように吸うタイプなので簡単に使えて良かったです。

使い方:


ノズルを赤ちゃんの鼻の穴にゆっくり入れ、ポンプの圧縮を繰り返します。赤ちゃんの鼻の穴をふさがなくても大丈夫。

ストロー式のおすすめ

1.ママ鼻水トッテ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ママ鼻水トッテ ベビー用(1コ入)【ママ鼻水トッテ】
価格:825円(税込、送料別) (2019/10/19時点)


吸った鼻水をためるためのボトルと、そこから赤ちゃんの鼻にあてるノーズピース、そして大人が口で吸うマウスピースのチューブが伸びた形です。

この「ダブルチューブ」方式だと、吸い取った鼻水がマウスピースの方に流入しないんです。

また、すべてのパーツが分解できるので使用後のお手入れも簡単
煮沸や電子レンジを使っての消毒はできませんが、ノーズピースとマウスピースは抗菌剤が入っています。

口コミ:

・軽くて携帯性も抜群。機械音がないので、意外と子供は嫌がりません。

・色々試したけど、電動は吸引が弱過ぎたり掃除が面倒だったりで、結局はこれが一番だなと感じてます。

使い方:

ママ鼻水トッテ ご使用方法

2.ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ピジョン 鼻吸い器 お鼻すっきり(1コ入)
価格:756円(税込、送料別) (2019/10/19時点)


鼻に入れるノズルはU字カットになっており、鼻の奥の鼻水までしっかりと吸い取れる構造になっています。

逆流防止パーツがついているので、ママの口に鼻水が入る心配がないのがうれしいところ。

煮沸消毒・電子レンジ消毒・薬液消毒全ての消毒方法が可能という点もいいですよね。

口コミ:

・こちらは、吸った鼻水があまり逆流しないので気に入っていますが、先端がすこし尖っているので、子供が嫌がることがあります。

・使いやすいです。最初は数値からの加減がわかりませんでしたが、慣れてくると、自分で強さを調整できるようになるので、電動式よりうまく吸い取れる気がします。

使い方:


・吸い口を口にくわえてから、お子さまを抱きかかえ、鼻ノズルをお子さまのお鼻の穴に密着させてゆっくり吸ってください。

鼻水が固く詰まっていたら無理に取ろうとせず、温かいタオルでお鼻を温めてゆるくなったら、やさしく吸い取ってください。

電動式のおすすめ


次は、電動式の鼻吸い器のおすすめをご紹介します。電動式には、吸引力の強い据え置き用と持ち運びが楽な携帯用があります。

据え置き用のおすすめ

メルシーポット


メルシーポットは、据え置き用の鼻吸い器の中でも、一番人気のある商品ですね。
口コミの数も5千件程度もあり、非常に人気があることがわかります。

メルシーポットの特徴はいくつかありますが、なんといっても操作が簡単なところが一番の魅力。
だって、スイッチを入れてノズルを鼻に近づけると吸引が始まるんです♪

準備とか使い方で手間取ると、だんだん使うのがおっくうになって使わなくなってしまいがち。
操作性がいいっていうのは、とても大事なポイントだとおもいます。


他にも、コンパクトで軽いっていうのもいいですね。

下で紹介するスマイルキュートと比較しても、構想のシンプルさは一目瞭然ですし、メルシーポットはわずかに800gと、とても軽いんです。

それから、けっこうなグッドポイントとして、メルシーポットの最新バージョンだと、「べびちゃんクリップ」というのがついている点です。

こちらは、吸引パワーをためて一気に吸引するという優れもので、しつこい鼻水もジュゴッて吸ってくれます。


ただ、お手入れが少し手間かかるかなと思います。
メルシーポットは、鼻水がノズルとホースを通じてポットにためる形になっています。
だから、ノズルとホース、ポットはこまめに洗わないといけないんです。
特にホースを洗うのは結構面倒。

口コミ:

・口吸いタイプのものでは取りきれない奥の鼻水もメルシーポットならジュルジュルっと吸い出せました。

・2歳になる子どもは、吸い取る時大きな声で泣いてつらそうなんだけど、吸い取った後はスッキリした様子でスヤスヤと眠ってくれるので、子どものためと思って頑張って使ってます。

2.スマイルキュート


スマイルキュートも、とても人気の商品。口コミ数も5千件以上あることがその証拠。

スマイルキュートの特徴は、手入れの簡単さにあると思います。
スマイルキュートは、鼻水がノズルに直接ついているポットにたまりますので、ノズルとポットを洗えば済みます


それから、吸引の強さをメーターを見ながら細かく調整ができる点も良いです。

逆にマイナスポイントとしては、すこし値段が高いかな・・・(汗)。
性能は良いのですが。。

それから、すこし重い(約1kg)点と、ビジュアルがちょっとメカメカしくてかわいくないかなぁって。
口コミ:

・スマイルキュートは大正解!メルシーポットも使ったけど、スマイルキュートは音がとても小さいです。

・スマイルキュートは、お手入れがとても簡単で助かっています。小さな容器だけ洗えばいいので毎日使いやすい!

携帯用のおすすめ

1.ベビースマイル


ベビースマイルは、携帯用鼻吸い器の中で抜群に人気があります。
口コミ件数は3千件!

人気の理由は、なんといっても扱いやすさにあります。
ベビースマイルは部品数がとても少ないから、洗浄の手間も少ないんです。

また、携帯用だけに持ち運びやすさもとても大事ですが、ベビースマイルはフタつきなので衛生的に持ち運べます。

>

ただ、ちょっと吸引力が強くないのが気になる点。でも、これは携帯用だから当たり前といえば当たり前かな。
口コミ:

・買ってよかったです!
とにかくものすごく取れて満足しています。もっと早く買えばよかった。。。コンパクトで持ち運びも楽なので、お出かけのときにいつも持参しています。

・吸い方にすこしコツがいりますが、説明書をよく読んで使っていれば、すぐにわかるようになります。

2.バリキュー


バリキューといえば、この丸っこいデザインが印象的ですよね。
鼻吸い器はメカメカしいものが多いので、部屋に置いておくにはちょっと武骨な感じがありますが、バリキューならかわいいから大丈夫かな?

ただ、このデザインのせいで持ちにくいという点はちょっとマイナス。
お手入れがちょっと大変なのも少し残念。部品数が7つと多いんです。

口コミ:

・電動ということで音が気になっていましたが、使ってみると電動歯ブラシぐらいで、安心しました。

・形が丸いのでコロコロしてしまい不安定な感じがありますが、でもその分可愛い印象なので許容範囲かな。

使い方:


大人用


大人専用としては、あまりコレは!という鼻吸い器はありません。
大人は自分で鼻をかめるし、適宜耳鼻科にかかればいいということなのかもしれませんね。

でも、やっぱり鼻をかんでも鼻の奥に残っている感があるときもありますよね。
そんなときに大人でも使える鼻吸い器があれば重宝しますよね。

そこで調べてみたところ、スマイルキュートが大人用にいいよ~って口コミがたくさんありました

・大人の粘度の高い鼻水にもつかえるようなので、購入決定。私が使ってみたところ。。。かなり気持ちいい!慣れれば粘度の高いものでも吸引できるし爽快です。私は花粉症とハウスダストアレルギーもあるので、引き続き大活躍してくれると思います!

・大人の鼻水も問題なく吸ってくれます。お値段は高いですが、購入して正解でした!

・大人の私の鼻水にも吸引しましたが、よく取れました!

・大人の私も試しにやってみました!少しコツがいりますが、取れる取れる!しかも、パワーをそんなに強くしなくても奥にある鼻水が取れました!癖になります。

さいごに


鼻吸い器、いかがでしたでしょうか。

個人的には、小さい子から大人まで使えるスマイルキュートは、長い間重宝できるスグレモノグッズだと思っています。

大事な赤ちゃんが風邪をひくと、ママやパパは本当に大変。
鼻が詰まってくると、赤ちゃんは本当に苦しそうだし、看病でママやパパは寝ることも十分にできなくなりますよね。

せめて鼻吸い器のようなグッズを上手に活用したいですね。