使用レビュー|ウィズウェル(Wiswell)の水出しコーヒーサーバー【Water Dripper】で作るコーヒーは美味しいの?

水出しコーヒーって、パックに入ったコーヒーを水に沈めて何時間かおいて作るタイプが多いですよね。

↓↓↓こちらをみると、いろんな種類が出ていることがわかりますね。
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そうではなくて、挽いたコーヒー豆に水を一雫ずつ落として、じっくりとコーヒーを抽出するタイプとして、最近とても人気が高まっているウィズウェルのWater Dripper。


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何時間も一滴一滴コーヒーがドリップされていく様は、見るだけでリラックスすら覚えます。

でも、ネットではウィズウェル(Wiswell)の水出しコーヒーサーバーWater Dripperの評判があまり載っておらず、買おうか迷っている人にとっては、ちょっと不安がありますよね。

今回は、ウォータードリッパーを実際に使ってコーヒーを抽出して飲んでみましたので、実際の使用レビュー結果をお伝えしたいと思います。

ウォータードリッパーを買おうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね ^ ^ 

ウィズウェル Water Dripperで淹れたてのコーヒーを飲んでみた感想は?

で、さっそく作って飲んでみました!
(使い方とかお手入れとかは、後半に載せてありますよ)

こちらが、その水出しコーヒーです。

最初の一口の印象。まろやかです!

私は毎日自分でコーヒーをドリップして飲んでいるのですが、それとくらべて味がとてもマイルド。

いいかえれば、雑味が全然感じられなくて、すっきりしているという印象です。

いつもは、淹れたホットコーヒーをすぐにサーバーごと氷水に浸して急速冷却してアイスコーヒーを作っています。

それはそれで美味しいアイスコーヒーになるので満足していたのですが、このウォータードリッパーの味は、比較にならないくらい雑味がない

そのまま飲み進んでいくと、口の中に甘みが広がってきます。

感じとしては、ビターチョコレートを口に含んだような印象。


もちろん糖分が入っているわけじゃないので、チョコを口に入れたときのようなべたべた感は一切なくさらっとしているのですが、鼻から息を抜くときにふわっとビターチョコの香りが感じられるんです。

ちなみに、私が使っている豆は、カルディーのイタリアンブレンド
アイスコーヒーに適した深煎りのものです。
(ちなみにWiswellのウォータードリッパーにはミルはついていませんので、挽いたものを用意してくださいね)

そして淹れたコーヒーの味が濃いことにも驚きます。

私はミルクが苦手なのでいつもブラックで飲みますが、私のパートナーはミルクで割って飲んでいます。いわく、ミルクで割ってもまったくコーヒーの風味が落ちない!と驚いていました。

実際に作ってみてのおすすめの使い方

私のおすすめの豆の量は20gで、水は350mlです。

実はこれ、取扱説明書にある使い方とは違います。取説では、豆40gに対し水300mlで、抽出後のコーヒーを水で2倍に薄めて飲むのがいい、となっています。

「抽出したコーヒーは原液となります。召し上がる際は原液に対し、2倍の水で割ることをおすすめします。割る水の量はお好みで調整をお試しください。」

でも、私は、コーヒーを水で薄めるのがスキではないんです。だから、アイスコーヒーには氷をいれることもしません。

だから、水で2倍に薄めるのではなく、豆の量を半分にするほうがスキ

それから、ウォータードリッパーは、淹れた水の量のうち一部は豆に吸収されるため、実際に抽出されるコーヒーの量は淹れた水の量より少なくなります。

そのため、300mlのコーヒーを抽出するためには、少し水を多めに入れる必要があります。

そんなことから、何度か試していきついた配分が、水350mlでコーヒー豆20gというわけです。

これでも、とても風味の濃い、美味しい水出しコーヒーが出来上がります!

ウィズウェル Water Dripperのコーヒーの特徴(Cold Brew)

Cold Brew。コールドブリュー。つまりは水出しコーヒーのこと。
熱いお湯でコーヒーを淹れるのではなく、常温水で抽出したコーヒーのことなんです。

熱いお湯で抽出するほうが、コーヒーを短い時間で淹れることができますよね。お湯なら数分、どんなにじっくり入れても数十分です。

最近はスーパーでも水出し用のコーヒーパックが売っているので、水でもコーヒーを淹れられることは、けっこう一般的に知られるようになりました。

でも、水出しは時間がかかるんですよね。何時間もかかるんです。
水出しコーヒーを淹れようとすると、お湯で淹れるコーヒーのように何時間もコーヒードリッパーの前にいて、少しずつ水を差していくことになります。


それがイヤなら、コーヒーパックを水の中にチャポンと沈めて放置することになります。
もちろんチャポン式でも美味しい水出しコーヒーはできるのですが、それでも味にすこし苦みが混じるんですよね。

ところが、このWiswellのウォータードリッパーなら、水滴の落ちる量・時間を調整できるから、単にコーヒー豆とフィルターをサーバーに入れて、適量に水をセットしたら、あとは水の落ちる量を調整して、何時間か放置しておけば、とっても美味しい水出しコーヒーができるんです。

水が一滴一滴落ちる様子が、のぞき窓から観察することができます。これがまた、ちょっとしたわくわく感を醸して、出来上がりを待つ楽しみになります。

味の特徴は、すでに上で書いた通り、雑味が全く感じられず、かつビターチョコを口に含んだような香りが残ります。

お湯で淹れたコーヒーも美味しいですが、ウォータードリッパーでいれたコーヒーはそれとは異質の、コーヒー豆の別の表情を見せてくれるんです。

Water Dripperの使い方はめんどくさくない?

使い方は、とても簡単。むしろ、お湯で淹れるより簡単ですね。

豆とフィルターをウォータードリッパーに入れてから、お湯で豆を蒸らしたら、あとは水を入れてたらし始めれば終わりです。

お湯淹れのようにドリッパーの前でお湯を回し掛けする必要もないし、お湯差し用のケトルも不要です。

実際にいれた時の動画が
がありますので、こちらをご覧ください。

Water Dripperを洗うのはめんどくさいのかな?

ウォータードリッパーは、部品がすべて分解できます。
だから、普通に洗うことができるんです。だから、特にめんどくさいということはありませんね。


(↑左下の取説と茶色いペーパーフィルターは洗えませんよ)

自己責任ですが、私は食洗器に入れて洗っちゃっています。

なお取説には

食器洗い乾燥機では使用しないでください。破損、変形の原因につながります。

とありますので、予めご注意ください。

ちなみに、取説には耐熱温度として90℃とされています。

使ってみてよかった点と悪かった点

良かった点

使ってみて良かったと思う点は、なんといっても味がいい!ってこと。

コーヒー好きには、この風味の濃さはたまらないし、いつも使っている豆がこんなにも違う風味を醸すんだ~と新たな発見につながってとても楽しい!

使い方が簡単なのもよいですね。一度やってみればすぐにわかります。

悪かった点

上でも書きましたが、食洗器対応してくれていないのは、ちょっとマイナスかな。
今の時代、食器洗いのような作業はなるべく時短で済ませたいですからね。

それから、電子レンジでの使用不可は、当然といえば当然ですが、一部をアイスで、一部をホットで飲みたい場合に、容器の移し替えが必要になるから、ちょっとめんどくさいかな。

もう一つ。ウォータードリッパーの水をためる部分(=バスケットホルダー)は本体に乗っかっているだけの構造なので、うっかりとバスケットホルダーだけを持ち上げてしまった場合や、ウォータードリッパーの上部を何かにぶつけてしまうと簡単に水がこぼれちゃう。この構造もすこし使いづらい気がします。

口コミはどう?

いくつかネットに参考になる口コミがあったので、ご紹介しますね。

・3秒に1滴のペースで作ってみましたが、5-6時間かかりました。これでエスプレッソ程度に濃いめのコーヒーが出来上がりました。コールドブリューらしく雑味が少なく美味しいです。

5-6時間はすごいですね。夜に寝ている間に抽出するなら、アリですね。私はだいたい2-3時間で抽出しています。

・苦味のないスッキリした味わいです。水出しコーヒーに使う豆は、焙煎度6以上、細挽きのものがおすすめと記載があります。中煎り、深煎りの豆で飲んでみましたが、いずれも美味しかったです。

そうそう、いろんな豆で楽しんでみたいですね!

・淹れたコーヒーは濃縮されているので、2倍の水で希釈して飲むことがおススメのようです。ひとまずその通りに薄めて飲んだら、すこし濃い印象。さらに2.5倍にしてみたら、ちょうどよい感じになりました♪

自分の好みの豆、濃さを探すのも楽しいですよね。

悪めの口コミもありました。

・量産品としては14800円という価格が高すぎるように思います。

値段が高いかどうかは個人の感覚なので一概に言えませんが、私にとってはCold Brewの楽しみを感じられたので、高くは感じませんでした。

・使用する豆の量が多いのがネックですね。

これはどうかな、と思います。通常コーヒーはいっぱい当たり8-10gの豆を使います。40gということは4、5杯相当の分量。これを400ml×2倍、つまりコーヒーカップ4杯分に抽出するのですから、特に豆量が多いということはないかと思います。

こちらの口コミの方は、原液は2倍に薄めるのがおススメという取説はあまり考慮していないのかも、と思いました。

・取扱説明書だと焙煎度6(フルシティーロースト)以上で細挽きがおススメとのことですが、アイスコーヒー用の深煎りのモノのほうがコーヒーの味を楽しめると思います。挽きも一番細かくしないとおいしくないです。

これは同意。アイスコーヒーには、しっかりとした味が出るように、十分なローストで細挽きがいいというのは、Wiswellに限った話ではありませんが。

さいごに

WiswellのWater Dripper、いかがでしたでしょうか。

コールドブリュー(水出しコーヒー)は、以前は、老舗の喫茶店で高さ1メートル以上もする大きなガラス器具を使って一晩かけて抽出して作っていたと聞いたことがあります。

それはそれでとてもおいしいだろうと思いますが、でも自宅でもこれほどにおいしい水出しコーヒーが飲めるのは、素晴らしいことだと思います。

価格的にすこし高いという声もありますが、毎日使うものですから、十分に価格に見合う価値があるんじゃないかなと思います。

WiswellのWater Dripperに興味がある方は、ぜひこちらでチェックしてみてくださいね♪


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